インプラント治療の
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インプラント治療のメリットとデメリット

インプラント治療のメリットとデメリット

インプラントは、見た目の美しさや快適な噛み心地を取り戻したい方にとって非常に有効な治療法です。しかし、すべての方にとって万能な治療というわけではなく、メリットとともにデメリットもあります。インプラント治療をご検討される際は、それぞれを正しく理解したうえで、ご自身に合った選択をすることが大切です。

インプラントのメリット

インプラント最大の特徴は、周囲の歯に負担をかけず、単独で機能を果たせるという点です。

失った歯の部分に人工歯根を埋入するため、ブリッジのように隣の健康な歯を削る必要がなく、天然歯に近い構造と機能を再現できます。

また、噛む力を顎の骨で直接支えるため、残っている歯への負担が軽減され、結果的に他の歯の寿命を延ばすことにもつながります。

見た目においても、歯茎から自然に歯が生えているような仕上がりが可能で、笑ったときの印象にも自信を持てるようになります。取り外しの必要もなく、煩わしさや違和感もほとんどありません。

さらにこのようなメリットもあります

  • しっかりと噛めるため、硬いものも問題なく食べられる
  • 発音が安定し、会話もしやすくなる
  • 歯ごたえや味覚をしっかり感じられる
  • むし歯にならない(ただし、歯周病には注意が必要)
  • 自分の歯のような自然な見た目が得られる
  • 左右のバランスよく噛めることで、顔のゆがみも予防しやすい

インプラントのデメリット

インプラント治療には外科手術が必要になるというハードルがあります。顎の骨に人工歯根を埋め込むため、手術に伴う痛みや腫れ、出血、合併症のリスクがゼロではありません。

また、インプラントが骨と結合するまでに時間が必要なため、治療には数ヶ月を要する場合もあります。短期間で完了する治療ではないことを理解しておく必要があります。

さらに、健康保険の適用外であるため費用が比較的高額になるのもデメリットのひとつです。加えて、治療後の正しいお手入れや定期的な歯科でのメインテナンスを怠ると、インプラント周囲に炎症が起こり、最悪の場合は抜け落ちることもあります。

ほかにもこのようなデメリットが挙げられます

  • 噛み心地が天然歯とやや異なると感じることがある
  • 食べ物が詰まりやすくなる場合がある
  • 骨が十分にない場合、追加の骨造成手術が必要になることがある
  • 義歯と併用する場合、インプラントに余計な負担がかからないようデザインに制限が出る場合がある
  • 上部構造(被せ物)が破損した場合、修理や交換が必要

さらに、粘膜との結合が弱く、天然歯よりも感染に弱い傾向があるため、セルフケアの質がインプラントの寿命を大きく左右します。

メインテナンスの重要性

インプラントはむし歯にはなりませんが、「インプラント周囲炎」という歯周病に似た病気にかかることがあります。そのため、術後のケアと定期的な通院が極めて重要です。少なくとも3ヶ月に一度は歯科医院でのメインテナンスをおすすめします。

インプラントは、きちんとケアを続ければ
長期にわたって使用できる治療法

インプラントは、きちんとケアを続ければ長期にわたって使用できる治療法

インプラントには大きなメリットがある一方で、治療の難しさや注意点もあるため、ご自身の体調やライフスタイルに合わせて慎重にご検討ください。小林歯科医院では、治療前に丁寧なカウンセリングと検査をおこない、患者さまお一人ひとりに最適な方法をご提案しています。どうぞお気軽にご相談ください。

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