骨が少ないと言われた方へ(骨造成)

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骨造成とは

骨造成とは

骨造成とは、歯周病や加齢、外傷などで失われた顎の骨を再生させる治療のことです。インプラント治療では、顎の骨に人工歯根(インプラント体)を埋め込むため、十分な骨量が必要です。しかし、歯を失った状態を長期間放置していた場合や、歯周病が進行していた場合など、顎の骨が痩せてしまい、インプラントを安全に埋め込むことができないケースもあります。

このような場合に、人工骨や自家骨、骨補填材を用いて骨の再生を促すのが「骨造成」です。骨造成をおこなうことで、インプラント治療の適応が可能となり、見た目や機能性の面でも安定した結果を期待できます。

骨造成が必要になるケース

  • 歯周病により顎の骨が大きく失われている
  • 長期間歯を失ったままで骨が退縮している
  • 加齢や体質によって骨の厚みや高さが不足している
  • 上顎奥歯の上部にある空洞(上顎洞)との距離が近すぎる

こうした状態のままインプラントをおこなうと、固定が不十分となり脱落のリスクが高まるため、骨造成で土台を整えることが重要です。

骨造成のメリットとデメリット

メリット デメリット
  • 骨量不足による「インプラント不可」の判断を覆せる可能性がある
  • 安定性が増し、長期的な予後が期待できる
  • 歯茎の下がりも改善され、見た目が良くなる
  • 外科処置が必要なため身体への負担がある
  • 治癒までの期間が必要で、治療期間が長くなる
  • 全身疾患や喫煙習慣などで適応が難しいことがある
メリット
  • 骨量不足による「インプラント不可」の判断を覆せる可能性がある
  • 安定性が増し、長期的な予後が期待できる
  • 歯茎の下がりも改善され、見た目が良くなる
デメリット
  • 外科処置が必要なため身体への負担がある
  • 治癒までの期間が必要で、治療期間が長くなる
  • 全身疾患や喫煙習慣などで適応が難しいことがある

骨造成の種類と費用目安

骨造成にはいくつかの方法があり、顎の状態や骨の不足の程度によって適切な術式が選ばれます。

ソケットリフト(上顎奥歯の骨量が5mm以上の場合)

上顎洞の粘膜を押し上げて、骨補填材を挿入する方法。比較的軽度なケースに適応されます。

治療費用目安(税込)

5万円〜10万円

治療期間目安

3ヶ月〜6ヶ月

※症状により、料金は変わってきます。

GBR(骨誘導再生法)

骨が不足している部分に骨補填材を入れ、特殊な膜(メンブレン)で覆って骨の再生を促します。

治療費用目安(税込)

5万円〜10万円

治療期間目安

3ヶ月〜6ヶ月

当院の骨造成への取り組み

当院の骨造成への取り組み

京都府城陽市の小林歯科医院では、インプラント治療を安全におこなうため、骨造成が必要な方には術前にくわしい検査と説明をおこない、納得いただいた上で治療を進めています。骨造成が適応外となる場合も、患者さまのご希望に寄り添いながら、ブリッジや入れ歯などの代替案をしっかりとご提案いたします。

電話0774-55-2781

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